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2013年 06月 28日

岩雄登(イワオヌプリ)硫黄鉱山跡地探訪

イワオヌプリに登る前に分岐を大沼へ向け進み、
倶知安町で尻別川に合流する硫黄川の源頭部へ向かいます。

イワオヌプリと1039m峰(ポンイワオ)のコルを越え少し下ると、
岩雄登(イワオヌプリ)硫黄鉱山跡地探訪_b0243727_17413874.jpg

こんな景色が広がります。
少しルートから外れ、探索してみます。

降り口には、
岩雄登(イワオヌプリ)硫黄鉱山跡地探訪_b0243727_17422759.jpg

石畳と水路の跡、建物の柱?の残骸などがあり、
ここが鉱山だったことがすぐに分かります。



岩雄登(イワオヌプリ)硫黄鉱山跡地探訪_b0243727_9191693.jpg

何かの建物の基礎部分?
江戸時代末期から採掘され、昭和12年に閉山したそうです。
最盛期には200人近い人が生活し、学校などもあったそうです。



岩雄登(イワオヌプリ)硫黄鉱山跡地探訪_b0243727_17432583.jpg

足元には沢山の耐火煉瓦。
レンガにはなにやら刻印の書かれた物もありますが、
なんて書いてあるんでしょう??
岩雄登(イワオヌプリ)硫黄鉱山跡地探訪_b0243727_9152312.jpg

OWARHRIKWA・・・?
オワリヒリクワ??(笑)


岩雄登(イワオヌプリ)硫黄鉱山跡地探訪_b0243727_915444.jpg

対岸の崖際にはそこそこの水量の沢があって、少し流れに沿って下ると滝状の流れがありました。
一部黄色い部分があるのが分かりますか?
硫黄の露頭です。

流れの端にも、
岩雄登(イワオヌプリ)硫黄鉱山跡地探訪_b0243727_17481316.jpg

このように層状の硫黄が。

足元にも落ちていました。
岩雄登(イワオヌプリ)硫黄鉱山跡地探訪_b0243727_916573.jpg

一番大きくて綺麗だった硫黄の塊。
キラキラ輝いていて綺麗です。
それにしても手が汚いな(笑)

ニオイを嗅ぎましたが、無臭ではありませんが「硫黄臭」はほとんどしません。
俗に言う「卵の腐ったニオイ」は硫化水素のニオイで硫黄のニオイではありません。
ただしコレも燃やすと二酸化硫黄という刺激臭を伴ったガスが発生するので、
面白半分で持ち帰って屋内で燃やすようなことは絶対にしないで下さい。

因みに燃やすと溶解しながら青い炎を上げます。
岩雄登(イワオヌプリ)硫黄鉱山跡地探訪_b0243727_19511172.jpg

綺麗ですね。

かつては「黄色いダイヤ」と呼ばれ盛んに採掘された硫黄も、
石油の脱硫装置からの硫黄生産が可能になるとかつての勢いはなくなったそうです。

火山が多く、容易に硫黄が採掘できた日本列島には、
同じように時代の流れで役目を終えた遺構が多くあるんでしょうね。
そんな歴史の一端をニセコの山中で感じることができました。

紅葉の秋に再訪しようと思います。

by yamakawawalk | 2013-06-28 23:03 | ~~~ニセコ・羊蹄山周辺 | Comments(0)


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