利尻山 鴛泊コース 【前編】

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7月6日、いよいよ利尻富士登山の開始です。
当初の計画通り夜が明ける前のAM2:00スタートに備えて、
AM1:00起床。

周囲に迷惑をかけないように炊事場のテーブルにて身支度をしつつ腹ごしらえ。

薄明は始まっていますが、まっ暗なのでヘッデン点灯で登ります。
もたもたしていたらAM2:30スタートになっちゃった・・・。

北麓キャンプ場は3合目になります。
5合目までは暗く風景は見えませんが、もともと樹林帯ですので何も見えません。
暗いうちに視界が利く場所まで登るって感じでしょうか。

利尻島にはヒグマはいません。
僕にはクマがいない夜の山って言うのが不思議な感覚です。
当然熊鈴も持たないので静かな夜の山を楽しめます。






しばらくは暗い樹林帯をヘッデン頼りに黙々と歩きます。
僕の場合ナイハイはいつものことですので、
クマがいないとなると何も恐れるものはありません。
イケイケです。
普段もウルサイからできれば熊鈴は携行したくないので、静かな山歩きは最高です。

甘露泉水でプラティパスの容量いっぱいの2.5Lを汲みザックへ。
(この他に500mlのポカリを携行。僕は季節問わず何処の山でも3L背負って登ります。)
管理人さんの話だと、1L程度しか水を携行せずに登って脱水症状寸前で戻ってくる方がいるとか。
こんなに美味しい水が登り口で汲めるんですから、
たっぷり汲んでLet'sマゾヒスト(笑



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4合目野鳥の森を超えると麓が少し見えました。
鴛泊と礼文島が見えます。
空には薄雲があるようです。
強引にISO6400で撮りましたけど使えるもんですね。



更に登って東を見ると・・・。
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赤い!
夜が明けだしました。
日の出までに眺望の効く場所まで登れるかな?



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鴛泊港とペシ岬。
これくらいの明るさになればISO1600くらいに落として撮れます。



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6.5合目にある最初の携帯トイレブース。
利尻山では携帯トイレを使用します。
登山口やキャンプ場、コンビニなど島内各所で買えます。
携帯トイレブースは、鴛泊コースだと、
ここ6.5合目と避難小屋、9合目の三箇所に設置されています。
コースタイムとご自身の状況を判断の上余裕をもって用を済ませるようにすると良いと思いますよ。

市販の携帯トイレ(プルプルとか)は利尻山の携帯トイレブースには大きさが合わず使えないみたいなので、
島内で売っている専用のものを買う必要があるようです(1袋¥400)
僕もキャンプ場で1袋買いましたが、未使用状態だとB5程度のサイズで薄っぺらいのでザックの中でも邪魔にはなりません。

なんですが・・・
登山中に一箇所、ハンノキ林の中の目立つところに真新しいティッシュの花が・・・。
あれだけしつこく登山口から看板等で告知しているのに、どうしてなんでしょう?
マナーを守れない人は登るべからず。



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ちょうど7合目の標識が見えた時に、
周囲が赤く色づいてる。
ご来光来たか!?



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キター!!
綺麗だ!
本当は長官山でって思っていたけど、やっぱりと言うか予想通り間に合わなかった。
もう1時間早く出ないと無理だろう。



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同じ位置から鴛泊方面。
しばらく御来光ショーを眺めながら休憩。
でも太陽の上に少し雲があるので、すぐに隠れてしまいました。

そのタイミングで再スタート。
すでにヘッデンは必要無くなりました。



振り返ると姫沼も見えました。
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胸突き八丁をクリアすると、
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第二見晴台到着。
少し休憩。



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だいぶ陽も上がった。
南方面から徐々に海上を雲が覆って来ている。



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麓が見えているうちに自画撮り。
うーん絶景絶景。

第二見晴台からはひと登りで8合目長官山です。

上空に雲が漂っている。
山頂には雲がかかってそう・・・。



なーんて心配してたら・・・。
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頂上出てる~!!
嬉しい!

麓でもらったガイドマップだと「ここまで4時間以上掛かる人は登頂を諦めること」とあります。
僕はAM4:54分到着。
ここまで2時間半なので大丈夫でしょう。



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長官山からみた山頂。
いや~デカイ、高い!カッコイイ!
初めて前天狗からニペソツ山を見た時に匹敵する驚きと感動の山容。
ここも一生忘れないでしょうね。

この風景もここ長官山まで登らないと見ることは叶いません。



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うわっ、更にもう一枚雲が上乗せしてきた。
頂上からの麓の風景は望めないのだろうか?
しかし雲ってこういう風に広がっていくんですね。
まるで意思をもった生き物のように山麓を覆い始めている。


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やっぱりこういう尖った山容はカッコイイ。

中央右に見えてるのが利尻岳山小屋。
そこまでは一旦長官山から少し下ります。



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利尻岳山小屋。
中には宿泊していた方の荷物がデポされていた。
ていうか積極的に泊まっちゃダメなんですよね?

ところで「利尻山」「利尻岳」「利尻富士」どれが正式名称なんでしょう?
小屋には利尻岳とあるが、地図では利尻山となってる。



この辺りからちらほら花を見かける。
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花、わからん(笑



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長官山方向を振り返る。
どんどん麓が見えなくなってる。
鴛泊はもうそろそろ見えなくなるな。


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この花がたくさんありました。
登山ガイドによると「イブキトラノオ」だそうです。



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この辺りから。火山礫の滑りやすいザレになっていて、
登山道の荒廃の著しい問題箇所にさしかかりました。
けれどこのように関係者さんの努力で補修が進んでします。
自然状態には程遠い状態ですが、これ以上の荒廃を防ぐには致し方ないことだと思います。

ましてや補修のためにここまで登ってこられる方のご苦労を思うと頭が下がる思いです。



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9合目到着。
トイレブースには「山頂まで100分」とある。

あ?9合目って普通もうすぐ頂上ってことだよな?
100分てなんだよ(笑
ありえんわ。

「Tough Trail !」の意味をこの後思い知る。

続く。
by yamakawawalk | 2014-07-07 21:06 | ~~~道北 | Comments(10)
Commented by yukki6727 at 2014-07-07 21:45
こんばんは♪

最近、ものすごい勢いでロングコースを歩いていると思ったら
この為だったんですね~!? うらやますぃ~♪

ご来光、山頂、雲海とどれも絶景ですね!!

いつかは行きたい、登りたいと思っていますが
標高差がどれくらいなのか解りませんが4時間以上は諦めよう!!
9合目で残り100分って、どうやら我が家じゃ登れないお山のようですorz

yamakawawwalkさんのレポ見てエア登山で堪能したいと思います(笑
続き楽しみにしていま~す
Commented by bulanchan at 2014-07-07 21:48
こんばんは^^
またもや30分かけてバーチャル登山しましたよォ♪
水も持たずに、、、(笑)
4合目の青い風景が何とも言えないですね☆
夜が明けだした頃の紫の空と、ご来光も素晴らしいです!
良かったですね~♪
それにしても長官山から見た山頂の何とカッコイイ事!
やはり男前の山ですね☆彡
補修箇所の写真には、ちょっと驚きで、見間違えたかと思いました。。
どうもありがとうございました~
手ぶらで登山しちゃいましたよ(笑)
あともう少しで、ヤッホー!できますね(^_-)-☆
Commented by yamakawawalk at 2014-07-07 21:57
yukkiさん、こんばんは(^^)
僕も9合目であと100分って言うのを見て、
またまたご冗談を(笑)と思いました(^^;;

長官山で4時間以上掛かるってそうとうゆっくりペースか序盤からへばった場合だと思うので、
今までの記事で見た山行を考えると、お二人なら絶対大丈夫だと思いますよ。

トレーニング目的でロングトレイルを歩いていたわけでなくて、
たまたまチョイスした山がやたら長かったという・・・(笑)

実は別に計画している場所があるんですよ〜♪
こっちは天候と月齢が合わないと、何年越しの計画になりかねないので内緒です(^^;;
Commented by yamakawawalk at 2014-07-07 22:04
bulanさんへ。

ふふふ、ここからがキツイんで覚悟していただきます(笑)
前後編の区切りが9合目って普通あり得ない展開ですよね〜。

長官山からの本峰は実物だともっと聳える感じで迫力があるのですが、
写真で上手く表現できてません(^^;;

補修箇所は凄い事になってますよね。
現場で良く見たのですが、上手く土が流れないようにしてあって良い感じでした。
何年も掛かるでしょうけど回復して欲しいです(^^)
Commented by hikari-tama at 2014-07-07 23:15
 こんばんわ。。☆
今回も絶景で・・・・写真でのご案内ですがライブ感がヒシヒシと伝わっております。
朝陽写真もぱぁ~~~っと心が開ける感じをいただきました(^^)

それと11枚目の雲筋が「龍」に見えて、神秘的。。。。。惹かれました^^
続き・・・・楽しみにしてます♪
ありがとうございました(^^#)
Commented by yamakawawalk at 2014-07-07 23:26
ひだまりさん、こんばんは^^

徐々に明るくなっていく空を見ながら登っていたのですが、
空に薄い雲があったので御来光はダメかな・・・なんて思っていました。
東の水平線が真っ赤になっていたのを見てスピードを上げて登り正解でした。
もう少し下の樹林帯だったら日の出も拝めなかったと思います。

11枚目の写真以降どんどん麓の雲が厚く、麓全体を覆って行きました。
面白い形というか、雲の流れですよね^^
続きは今途中まで書きましたが、そろそろ力尽きそうです(笑
明日の夜までお待ちください♪
Commented by kyuujitunituki at 2014-07-08 08:05
yamakawawalk様、おはようございます。
やっぱり、「かかってこい」の山の様ですね。
個人的には、朝駆けでご来光と雲海の競演が最高だと
思っています。花たちは癒しを与えてくれて、最高の景観は無を
与えてくれます。
12枚目、かっこいい~
PS
今朝、ツバメ飛び立ちましたよ。
台風が近づいているので早めの巣立ちなのかもです。
Commented by yamakawawalk at 2014-07-08 13:30
kyuujitunitukiさん、こんにちは(^^)
ツバメ君達、無事に巣立ちましたか!
良かった〜(^^)
あとは大きな被害がなく台風一過となることを祈るばかりです。

利尻は熊が居ないので北海道で唯一安心してナイハイできる山のような気がします。
ただし頂上付近は足場が悪いので山頂まで夜間登山は危険かもしれません。
kyuujitunitukiさんもいつの日か是非登ってみてください(^^)
Commented by runa_yuzu_love at 2014-07-08 20:19
さすがー!! 御来光素晴しいですね
七合目の標識に当たる光がイイ感じで好きです
やっぱりお立ち岩に登りますよね. . .
本当に絶景です 
Commented by yamakawawalk at 2014-07-08 21:02
るなりんさん、こんばんは♪

気づいてくれましたか!
そうそう、あの標識の赤みが嬉しかったんです。
御来光だ!って。
お立ち台でポーズ決めて撮ってますけど、
セルフタイマーにして、シャッター押して、走って、登って、ポーズとって・・・。
ってかなり恥ずかしい行動(笑

誰か一緒に登って撮ってくれないかな~?
っていつも思います(笑
基本、登山は単独派ですけど。
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