高所恐怖症様御禁制! 浜益「黄金山」

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昨日は先週とは打って変わって、風は強いし肌寒いしと、
高い山に積極的に行く気にならないお天気でした。
こういう時にこそ好天時にスルーしがちな近郊の低山をやっつけるチャンスです。

未踏の”銭天"か"定天"でも行こうかと思いましたが、
前回(2012年8月)アブの猛襲にあって、まともに写真が撮れなかった黄金山に登る事にしました。
札幌近郊では八剣山と並ぶ高度感抜群の低山です。

別名「浜益のマッターホルン」
「どこそこのダルビッシュ」的な響き(笑)
ちょっと似てるとすぐに認定されますが、大概本家に引けをとるのがデフォですよね~。

写真は浜益、御料地から見た黄金山。
この山、標高は700mちょいと小粒ですが、
頂上付近は苦手な人にとっては足が竦むだけでは済まされない恐怖の岩場となっております。

それでは登ってみましょう~。



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登山口へ続く林道の入り口。
海側から来ると見落としやすいので注意。
初めて来た時にはわからなくて、海沿いのスタンドまで戻って聞いたことがあります。
今回は2回目なので間違いません。



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登山口。
立派なトイレと駐車場があり整備も行き届いてます。
僕はブヨ対策で早く来たから1番乗り。
記帳してスタートです。



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200m毎?にある看板。
山頂までは2km程なので、楽勝なのですが・・・。



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一抱え以上はあるダケカンバの大木が根元から折れて倒れていた。
ココに根を張り長い年月に渡って移ろう景色と行き交う登山者を見てきた。
僕らのような登山者を見かけるようになったのは、この木の一生ではほんの一瞬の出来事だろう。
お疲れ様。




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旧道と新道の分岐。
ここだけなぜか777スリーセブン(笑)
本当かな~、そんなに上手くいかないだろ~(懐疑的)

今日は新道ピストンにします。
分岐には水場があるので山頂コーヒー用に少しだけ汲んでいきます。
直接は飲むのはどうだろう?
僕は念のためやめておきます。


北海道では絶対に沢水をそのまま飲まないこと!
以前トムラウシ山へ向かうコマドリ沢とカムイサンケナイ沢の出会いで、
水たまりに溜まった水をすくって直接飲んでいる方を見かけました。
野遊び派の道民からすると目を疑う光景です。
”エキノコックス”という寄生虫が沢水に含まれている可能性があるので、
絶対に煮沸していない沢水を口にしてはいけません。
(湧き水、伏流水などで水質調査がしっかり行われているものは大丈夫です)




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新道分岐からまもなく笹原に出ると頂上がお目見え。




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羆も大好き山のキウイフルーツ、コクワ(サルナシ)かな?



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タランボはバンザイ状態。
ここまで開くともはや食べ物じゃない。
今年もタラノメたくさん食べました。
山の幸ありがとう♪



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と、おもったらゴミ。
なぜ持ち帰らない?
持ってきた時より軽いんだから捨てずにもって帰れ。
(撮影後回収)


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1400看板辺りから急登になります。
登山道脇にはロープが張られていて、
ココからは脚力より腕力のほうが役に立ちます。



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この山は急斜面な割に巨木が生い茂って森的には気持ちがいい。
急斜面だから伐採を逃れたのだろうか?
北海道の山は自然がいっぱいってイメージでしょうけど、
一度伐採が入ってる山が多いんですよ。
古い航空写真を見るとハゲ山が多くて驚くと思います。


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急斜面でも木の根が張っていれば階段状で登りやすいけど、
こんな道になるとベアリングが敷かれたようでズルズル滑って登りづらい。
ボールベアリングロードと言えば・・・

”アクロを制するものは、世界を制する”

って知らないですよね(笑



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梯子とロープ。
えげつない直登が続きます。



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ゼェハァ、ウリャッ!
いい筋トレになる(笑)




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とはいえ急でも日高のようなエンドレス直登ではなので進みは早い。
再び旧道とコンニチハ。



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さあ、ここからがこの山の真骨頂。
頂上手前の偽ピークの岩場に登る。
横は垂直の断崖!
股間がキュイッときます。
高所恐怖症の方はここでギブアップでしょう。
それか崖下を見ないこと、もしくは麓が見えないガスガスの日に登ること(笑)



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ニセピーク頂上(笑)
両側はほぼ垂直の崖。
もちろん柵なんかナッシング。
ココの何が嫌かっていうと、歩かなければならない岩が斜めなこと。
グリップがいいから問題ないけど、仮に滑る岩だったらズルっといってそのまま崖下に転落する。

仮に滑り落ちた時に「ファイト~!イッパァ~ツ!」的につかまろうにも、
生えているのは細くて頼りない木ばかり。
「落ち行く者は、小枝をも掴む」じゃ助からない。


んで、頂上は、
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尖ったあそこ(笑)
わーい、めっちゃ怖えええ~。
オマケに今日は右から左にビュービュー強めの風が吹いていて更に怖い。
ヘタレビビリの両手両足4WDで突破(笑)
僕は高所恐怖症ではないですが十分怖いので、
その手の方がココに来たら恐怖で身動き取れないと思います。

前回登った時のことですが、
ニセピークと頂上の間の鞍部の断崖際に白い運動靴が左右揃えて置いてあった。
冗談にしては質が悪いだろ。
置いた奴は最低なヤツだ。




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頂上到着~。
写真を撮りながらで45分程。
ゆっくり気味の藻岩山慈恵会コースと同じくらい。
写真撮らなきゃもっと早いかも。

残念ながら北側は雲が流れていて郡別岳&奥徳富岳は拝めず。
因みにこの黄金山山頂は、十勝岳温泉付近からも見えるんですよ、知ってました?
ということは空気さえ澄んでいたら逆も然りって事ですね。



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来し方(笑)
恐怖の偽ピーク。
歩く位置が岩の色の違いでわかると思います。
頂上に着いてしまえば低木に囲まれていてそれほど怖くありません。
でも帰りにアレをまた越えなきゃならないと思うと憂鬱です。



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頂上の周囲には多分「クロウスゴ」の花。



今日の山頂コーヒーに用意したのはこちら。
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出発前にゴリゴリ挽いてきた。
どうせならブルーマウンテンNo.1とかハッタリ書いてくるべきだったか?(笑)
中身は本当にモカ・マタリ・アルマカですよ。
そもそもこれしか持ってきていないのに銘柄書く意味も不明だが(笑)



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モンベル「O.D.コンパクトドリッパー2」
数年前に買って使わず放置していた逸品(笑)を使ってみました。
支え棒はアライテントのアルミペグ。
本来ペーパー不要だけど、掃除が楽なようにペーパー併用です。

美味しかった。
普通にドリップだもん、当たり前か。



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頂上からみた旧浜益村。
今は石狩市の一部です。


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さて下山するか・・・。
怖いよう・・・。
ファインダーを覗くのがマジで怖い。
平衡感覚を失ってよろけたら終了だ・・・。



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下りは激早。
あっという間に分岐の水場へ。
自宅でのコーヒー用に空だったプラティパスを満水にして帰ります。



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お、ネマガリ。



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ウエア破りたくないから藪こぎはノーサンキュー。
登山道脇で3本ゲット。
帰宅後焼いてツマミにしたらすぐになくなった(笑)



下山中は結構な人数とスライドしました。
僕みたく天気が悪いから低山に来ているのか、もともと人気のお山なのかはわからない。
駐車場では20人以上のツアー登山者(?)と思われる方々が準備運動中だった。

頂上の狭さを知ってるんだろうか・・・?
ニセピーク通過時に団体さんが向かいから登って来たら厄介だったな。



下山後はちょうど開館時間だったのですぐ近くの「浜益温泉」へ。
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入浴料は¥500。
うーん、口コミで良いと書いてあったから入ったけど、
至って普通の良くある公共温泉だよな~。

北3条の極楽湯と変わらんぞ(笑



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帰り道に原っぱでワラビゲット♪

手ぶらじゃ帰らない♪
by yamakawawalk | 2014-06-08 06:47 | ~~~暑寒・樺戸 | Comments(16)
Commented by Kentucky-a at 2014-06-08 07:08
お疲れ様?でした!!
私ならピーク無理かも(^-^ゞ ねまがりとワラビ 収穫でしたね!最近の山行は 笹の中とか悪路ばっかりなんで 新品ウエアが ほっれたり デンセンしたりと散々ですが…札幌近郊でも山楽しめそうですね…
Commented by sacchon-happy at 2014-06-08 07:09
45分位で登れるなら登ってみたーいって思いましたが、ニセピーク、4WDでも登れないです(>人<;)
でもね、このブログで一緒に登ったような楽しさとドキドキ感を味わせていただきました。
Commented by yamakawawalk at 2014-06-08 07:27
ケンタ1さん、おはようございます^^

お風呂で会ったおじさん曰く、この辺りのネマガリはこれからだそうです。
もうちょっと採りたかたけど、笹薮って白い粉が着くし、
折れた笹で破く可能性があるから自重しました。
やっぱタケノコはオーバーオールかなぁ?
ちょっとプロノ行ってきます(笑)
Commented by yamakawawalk at 2014-06-08 07:30
さっちょんさん、おはようございます♪

ニセピーク、本当に怖いんですよ。
平気な人もいると思いますが、僕は怖いです・・・。
ひょっとして実は高所恐怖症だったりするかも(苦笑

写真で現場の高度感が表現しづらくて苦労しました。
ビビってなければもっと際どい写真も撮れたかと思いますが、僕には無理です(笑
Commented by tarumae-yama at 2014-06-08 08:33
黄金山はなかなか侮れない山ですね。
私が初めて登った時は暑さもあってしんどかったです。
温泉で地元の人が、「富士山よりきついぞ!」なんて言っていましたが。
でも、花も山菜も楽しめて良い山だと思います。

偽ピークから頂上前での歩きは本当に緊張しますね。
四国の石鎚山の頂上にどこかにているような・・・・。

私が八剣山で撮った花も「クロウスゴ」のような気がしてきました。
花は全く自信がありません(^^;)
Commented by kainaka-2 at 2014-06-08 08:39
おはようございます。画面で見てるだけで、こっちも怖くなります。
所詮「ヘタレ」の自分には、こんな険しい所はまず無理です。
それにしてもゴミの始末のできない連中が後を絶ちませんね。こういう
連中は二度と来るな!と言ってやりたいです。
Commented by yamakawawalk at 2014-06-08 08:54
tarumae-yamaさん、おはようございます^^
コメントありがとうございます。

かなりの急登なので、低山と思って侮ると辛い目に遭いますよね。
「富士山よりキツイぞ」って事は決してないと思いますが、素敵な郷土愛だと思います。

旧道の方が花が豊富なようです。
下山時の水場でお会いした3人組の方がそうおっしゃっていたので、
少し旧道を山頂へ向け戻ってみましたが、確かに花は新道より多かったです。
もう一度山頂を踏もうかと思いましたがブヨの大群に囲まれたので引き返しました。

クロウスゴの実はジャムにすると美味しいので秋が楽しみです。
先日瓶詰めしたジャムを出しましたが、甘酸っぱさがトーストにピッタリで美味しいですね^^
今年も国立公園以外の山で少しだけいただこうと思ってます。
Commented by yamakawawalk at 2014-06-08 09:03
kainaka-2さんへ。

少なくとも山菜採り、山登り、写真、いずれの遊びも自然から何かしら恩恵を頂いて楽しんでいるはずなのに、
その場を汚して帰るなんてまともとは思えません。

ゴミを散らかす者、動植物に対する謙虚な姿勢のない者は入山する資格はありませんね。
たぶん本当に山や自然が好きなのではなく、アウトドアをしている自分が好きなんでしょう。
Commented by yukki6727 at 2014-06-08 12:37
yamakawawalkさん こんにちは♪

私は最近、高所恐怖症を徐々に克服してきましたが流石にここは登れそうもないです(^^ゞ
もう山容からして人を寄せ付けない雰囲気な上、登山道もかなりなSっぷりですね(笑

我が家も昨日、ネマガリを少しだけゲットしてきました。
今時期はお土産付じゃないとmasaは気が済まないようです(笑
Commented by yamakawawalk at 2014-06-08 13:12
yukkiさん、こんにちは~。

高所ノーマルな僕もここのニセピークは怖いです。
ニペの東壁も八剣山も大丈夫なのですが、ここはダメ~。
登山道はマゾな人にはたまらん登りですよ。
だから僕は好きです(笑
八剣山並に近ければ朝練なんかにも使えそうですが、近郊とはいえ札幌から80kmくらいあります。
高速などがないので時短もできず行くのに意外と時間がかかります。

各地でネマガリがシーズン突入ですね♪
新鮮なのもので炊き込みご飯が食べたいなぁ~。
山に登れておみやげもゲット出来る今時期は良いですよね♪
Commented by ひっぽ at 2014-06-08 15:46 x
まさか これ登るんじゃ無いよなぁ~と、思いました。
私は絶対に無理です。見ているだけで心臓バクバク。
この山は、姪っ子さんの将来の彼の度胸試しに良いかも。
yamakawa walkさんの奥さんの…には、どうしましょ?(笑)

今日の運動会は延期。いつになるのやら。
Commented by yamakawawalk at 2014-06-08 18:06
ひっぽさんへ。

急登でドキドキ、ニセピークで心がドキドキでした(笑)
なるほど、カワイイ姪にちょっかいだす奴はここで度胸試しですね^^
将来の奥さんは・・・、絶対連れて行きません(笑)
危ないし、山嫌いになられたらその後の登山に影響出そうだし。
初めて登る山でこんなところ連れて行ったら絶対嫌われますね。

運動会延期ですか・・・。
道央道南十勝は南風入って全滅でしたもんね・・・。
暑いのも厳しいですけど、雨天や寒いのも子供たちがかわいそうですもんね。

先ほど夕食前に藻岩へ運動に行ってきました。
頂上はガスってて何も見えませんでしたが、空いてて快適でした~♪
どうも体動かして汗かかないと寝付きが悪くてダメです。
今日はこれでグッスリですzzz
Commented by kyuujitunituki at 2014-06-09 08:51
yamakawawalk様、おはようございます。
岩場の「ゾクッ」と感が良いんですよ。
高所大好きではありませんが、あれがとにかく良いです。(笑

しかし、低山でも登りがいのある山ですね。
自然の恵みを頂きながら自然と同化する。
山登りのポリシーかな。
こんな山登りを目指しています。だからゴミを捨てて行く輩はそれこそゴミと思えてくるんです。
山登りは山の恵みを頂きながら楽しませて頂いているんですからね。
他人のふり見て我がふり直せ。
コーヒーも美味そうです。
Commented by bulanchan at 2014-06-09 09:45
yamakawawalkさん☆

クロウスゴの実って、初めて知りました。
この実で、ジャム作られるのですか~☆
食べてみたいですねぇ~(^o^)丿
Commented by yamakawawalk at 2014-06-09 19:42
kyuujitunitukiさん、こんばんは^^

たぶんこういう山って癖になるんでしょうね~。
それで物足りなくなってクライミングへ(笑
怖いんですけど、僕も嫌いじゃないです。
"M"仲間ですね(笑

ゴミの問題はどんな野遊びにもつきまとう問題ですが、
せっかくの気持ち良い山行も台無しです。
山菜を探しにいってもテレビや冷蔵庫が捨てられているとガッカリします。

山頂コーヒーは禁断の味です。
インスタントでも美味しいので、天然水仕込みのドリップコーヒーの味は格別ですよ~♪
ちょっとの手間で楽しめますのでkyuujitunitukiさんも是非。
次回のお嬢さんとの山登りでは、さり気なく用意してごちそうしてあげてください^^
Commented by yamakawawalk at 2014-06-09 19:48
bulanchanさんへ。

クロウスゴのジャムはブルーベリージャムに似た味になります。
別名「山のブルーベリー」ですから。

ガンコウランや桑の実と違って種っけがないので食べやすいですよ^^
すぐ食べる分以外は煮沸消毒した瓶にいれて密閉して保存すれば結構長持ちします。
カビが生えてもカビを除去して一旦煮直せば復活しますし。

朝はトースト派なので、たくさん作り置きしておきたいのですが、
果実が小さいのでたくさん採るのは大変です。
頑張って1kgですね。
国立公園内では採取できないので近郊の山で採ってます。

そうそう、食べたあと歯が真っ黒になります(笑
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