湿原の目覚め

星空を撮った後車に戻り、
スキットルに入れてきたワイルドターキーを少しだけクィっと飲んでシュラフにもぐりこむ。

一瞬眠りについたかと思ったら携帯のアラームが僕をたたき起こしました。
AM2:30。
何時間、いや何分寝られただろう?
あの満天の星々は輝きを失いつつある代わりに東の空は軽く色づいてきていました。
早すぎだよなぁ、朝。

さ、また木道を歩くか・・・。
明け始めたとはいえ、道はまだ暗い。
ライトをつけ湿原へ向かいます。
再びここを歩く時はもう明るくなってることでしょう。
深夜と違って一方通行の心細さ。
ちょっとだけ心も足取りも軽い気がします。


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黎明の神仙沼畔にて。
「皆が神、仙人の住みたまう所」

丁度この時期、正面奥からの日の出となります。
神仙沼は周遊路がないため、写真を取れる場所はここだけ。
ヘタクソなので同じような写真の量産になりそうな予感がし、湿原へ移動します。

と、その前に足元のミツガシワを。
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花は終わりかけかな?


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池塘を照らす朝日。
深夜星空を映しキラキラと輝いていた水面に朝日が差し込みました。


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湿地を覆う朝靄。


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暗闇の中歩いてきた木道も朝日を浴び観光客を迎え入れます。

帰りにライトは必要なさそうだ。
必要の無くなったライトをポケットにしまいこむ瞬間がすごく好きだ。


湿原を覆う湿気が靄となり幻想的な朝でした。
この靄も湿地には必要不可欠な水分。
その湿地も気候変動で乾燥化が進んでいるそうです。
周囲からの笹の進行が確実に進んでいると、
この日、日の出後に出会った地元のベテランカメラマンさんから伺いました。

10年20年を経ても同じ姿がみられますように・・・。
by yamakawawalk | 2013-07-12 21:06 | 風景 | Comments(0)
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